夜明け前に
宿を出て
果無峠登山口へ。
夜明け前のトンネルは
非常に気味悪かったです。
吊り橋を渡ると
いよいよ3つ目の峠、
果無峠へ入山です。
毎度のことながら
寝起き一発目から
ひたすら登りが
続くのは
結構辛いです。
振り返ると
昨日泊まった集落を
峠から見下ろします。
善意の溢れる水場。
ここら辺を過ぎると、
天空の郷と呼ばれる
果無集落に入ります。
さらに登り続けると。
ようやく果無峠のピークへ。
1114m。
小辺路の山々は
裾野が広いのか、
標高の割に
登りも下りも
工程が長いです。
とうとう
本宮大社のそばを
流れる熊野川が
見えてきました。
もう登り坂は
ありませんw。
道の駅で
鯖の押し寿司と
ビールを流し込んで
更に進みます。
三日間とも
天気に恵まれて
最高でした。
中辺路と合流して、
この "THE 古道” 的な
道を越えると、
到着!
2年がかりで
やったりました。
参拝した後は、
大斎原へ向かいます。
この青空見ると
疲れも吹き飛びますね。
小辺路は
中辺路に比べ、
参拝箇所が少なく
その分、
結構ハードな
ガチの登山要素が
非常に強い印象でした。
中辺路は工程も短く
見所も多い
観光要素の強い道。
小辺路は無骨な
修行の道で
それぞれ全く別の
雰囲気を持った古道でした。
歩き通せて
本当に良かったです。
一年前に
リタイアしたのも
手伝って、
しっかり感動させて
貰いました。
大斎原での参拝を終え
北上すると、
早速、
都会の洗礼を受けました。
その4に続く。