2日目は
雨からのスタートです。
霧が濃いです。
6時前に出発します。
霧で視界が悪い状況は
かなり恐怖を感じます。
単独入峰なので
道に迷わないよう
細心の注意を払いながら進みます。
やっと明るくなってきました。
日没、夜明け共に6時です。
靡。
明るくなっても
小雨と霧は継続です。
たまに植物の
種類と配置が変化します。
蜘蛛の口。
2日目もこの勾配。
足にきます。
画像だと分かりにくいですが
実際は壁みたいな
急勾配な上り坂です。
如意珠岳。
尾根を進みます。
南奥駆道は
必ずと言って良いほど
ピークを通過します。
巻くことなんか
ほぼありません。
さすが西日本で
最も過酷な修行の道。
キノコ?カビ?コケ?
巨石を越えると、
やっと少しだけ
視界が広がります。
地蔵岳。
ここはピークの前後に
鎖場が多く、
雨も重なり
ズルズルに滑って
危なかったです。
濡れた根っこは
滑ってかなり危険です。
鎖。
鎖。
鎖。
鎖。
次から次へと
直角に近い岩を
よじ登ります。
やっと降りに突入。
下りも
かなりの数の急勾配を
鎖で下降しました。
鎖が終わる頃
一気に雨が強くなって来ました。
台風恐るべし。
いきいきキノコ。
ズルズル根っこ。
桜の花弁の配置がステキ。
更に天気が崩れ、
霧も濃くなります。
俺は直角。
いやー、
視界悪いのって
怖いですね。
この大木を越えると、
行仙小屋が見えて来ました。
まだ14時ですが
台風の影響で
天候がこれから更に
荒れる予報なので
無理をせず
ここで停泊します。
まずは行者堂で
参拝します。
役行者様、
一晩宜しくお願いします。
ここは無人の
避難小屋ですが
かなり高規格な小屋でした。
濡れた衣服を干して
寝床を整えます。
初日の工程。
玉置山頂左の
世界遺産の碑あたりで
テント泊。
本日の工程。
左端の行仙宿で停泊。
明日の工程。
左端の深仙宿まで。
コースタイムは10時間超え。
今日早く休んだ分、
明日頑張らないと
マズイです。
しっかり休んで
翌日に備えます。
続く。