2023.5.12
洞川にて車中泊。
外気温5℃。
龍泉寺向かいの公衆トイレで洗面を済ませて母公堂へ。
水が冷たすぎて指がちぎれそうでした。
役行者様の母上がお祀りされています。
大橋茶屋に車を停めて準備を整えていざ峰入り。
女人結界門。
ここを潜って山上ヶ岳へ。
登山道はよく整備されていて歩きやすいです。
登山道が茶屋の中を通過する珍しいスタイル。
各所でお勤めをしながら進みます。
行者様のお助け水。
ここで大峯奥駈道と合流。
一般的には吉野から丸一日かけて山上ヶ岳へ進みます。
これが大峯奥駈道。
来月に控えた峰入りはなんと4年ぶりの奥駈修行。
ここを通過すると
お不動様がお出迎え。
天気は最高。
この岩を通過すると
行場の鐘掛岩。
なかなかの標高ですね。
今回は1人なので迂回路で磐座の上部に向かいます。
途中、カッコイイ倶利伽羅様がいらっしゃいます。
大峯最高ですねぇ。
鐘掛岩頂上の行者様。
ここを通過すると、
等覚門が現れます。
拝。
門を潜ると程なくして
行場、西の覗。
ワタクシ、山上ヶ岳にはグループ登拝した事がないので吊られた事が無いんです。
いつか吊られてみたいです。
今回は龍泉寺宿坊で休憩させて頂きました。
荷物を宿坊に置かせてもらって再出発。
大峰山寺へ。
来月の奥駈修行満行を祈願するべく内陣で壇護摩を焚いて頂きました。
大きな木札を頂きました。
柴燈護摩も焚いて頂けるようですのでいつかお願いしたいですね。
湧出岩。
山頂お花畑。
昔は一面花が咲いていたそうです。
宿坊に戻りお昼ご飯を頂けました。
羊羹とおかきは夜のお供に。
食事を済ませて奥駈道を更に進みます。
大峰山寺を越えると一気に人が減りますね。
大きな岩が視界に入り始めたら、
本日の野営地の小笹の宿に到着。
まずはお勤め。
柴燈護摩道場もあります。
デザインが秀逸なセイタカ童子様と
コンガラ童子様。
雰囲気ありますねぇ。
以前は多くの行者さんがここで修行されていたんでしょうね。
避難小屋。
定員3.4人ってとこでしょうか。
毛布完備。
枯れることのない豊かな水場。
撮影しやすい平場もたくさんあります。
本日のお宿。
フロアレスシェルターです。
フルクローズできないので悪天候だとシュラフカバー必須ですね。
汗かいたのでしばし
天日干し。
食事はアルファ米とフリーズドライの味噌汁やカレーなので火器はアルスト。
燃費の良さでチョイスしました。
屋外風防付きで
水150ccだと燃料10cc。
水300ccで燃料15ccの優れもの。
燃料はパウチで携行して口の細い別容器で注ぎます。
このタイプのカトラリーは長くできて袋のままでのアルファ米が食べやすいので気に入ってます。
荷物は90ℓのゴミ袋に入れてシェルター横に。
スケスケシェルター。
夜が明けて片付け開始。
夜明け前は体感だとおそらく1〜2℃だったように感じました。
ヒートテック的なインナー上下を持ってきたつもりが上を二つ持ってきてしまい下半身が寒かったです。
朝食は取らずに下山開始。
アケボノツツジが綺麗でした。
帰りに再び立寄った龍泉寺で自分が勝手に法螺貝の師匠と尊敬してやまない辛島正英先生から幸運なことにご指導頂き最高の山行になりました。
来月の峰入りに向けたギアチェックがしっかりできて大満足な大峰修行でした。
ありがとうございました.
動画も併せて是非どうぞ
↓
押忍!