さつさつの声

小松史典/1977.7.4生/A型/蟹座/ボランティア法人理事長/刺青師/野良山伏/修験/山行/瀧行/法螺貝

【初回】本山修験宗三重院【群馬県】

今日、

2022/07/05時点で

既に群馬県三重院には

過去2度伺っているのだが

この記事は初回の話。

 

バタバタしてて

随分と鮮度が落ちてしまったが

記事は超濃厚になると思われるので

期待して下さい。

 

2022.5.24

この日も安定の道の駅車中泊

 

起床後は群馬県吾妻郡

道の駅霊山たけやま隣の

親都神社から。

朝一番のお参りが

気持ち良いのは世界共通。

圧倒的存在感の道路沿いの御神木。

拝。

 

参拝を終え

利根郡みなかみ町へ。

少し時間に余裕があったので

ここでお詣りして休憩。

松八幡宮。

ご縁を感じずにはいられない。

小松繋がり。

で、

ここからがいよいよ本題。

今回生まれて初めて群馬県にやって来たのは

ここ三重院で2泊3日の修行をさせて頂くため。

 

SNSでお見かけした村上圓信和尚様に

どうしてもお会いしたく

香川県から750km走って押しかけた。

 

修行初日は偶然にもお弟子さんの

得度式だった為、

初対面にも関わらず

私も末席に参列させて頂く。

 

もちろん得度式自体、

見るのも聞くのも全てが初めての私。

 

新鮮過ぎました。

 

得度式の後は作務。

夕食までの時間、

境内の草むしりをして初日は終了。

 

2日目。

2日目は2022年5月に発足したばかりの

月夜野七福神めぐり”の札所を

三重院と嶽林寺の皆様と歩く。

 

月夜野町にある

寺、神社、施設で宗派を越え結成された

”上州月夜野七福神会”が提案する

七福神巡礼ルートで

三重院に毘沙門天

嶽林寺には布袋尊が祀られている。

右から2番目が三重院村上圓信和尚様。

梵天の御二方は三重院の先達様。

中央が嶽林寺の鈴木潔州和尚様。

左端は衣装をお借りした

馬子にも衣装な私。

天候にも恵まれて

気持ち良すぎる巡礼路。

発足したばかりのルートを

実際に歩いてみて

リアルな詳細を確かめるのが

今回の目的とのこと。

画像は私が撮影したものと

嶽林寺鈴木和尚様から頂いたもの。

札所外のお社にも参拝。

うる覚えだが

全部で約15kmだったと思う。

が、

距離を忘れるほどの

素晴らしい景色ばかり。

御山と豊かな水が創る

風景が素晴らしい。

七福神めぐりの札所には

大黒天の月夜野びーどろパークも。

本山派の法螺を知らず

焦りまくる私。

パンフレットにスタンプが全て集まると

(抽選かも知れないけど)

記念品プレゼントがあるそう。

パンフは全ての札所に常備。

提出はびーどろパークへ。

憧れの圓信和尚様と。

 

初日の得度式に続き

2日目も非常にレアな1日。

 

各札所のURLは以下↓

www.sanju-in.com

gakurinji.business.site

www.vidro-park.jp

www.nyoiji-tsukiyono.com

 

omairi.club

www.enjoy-minakami.jp

omairi.club

皆さんも是非。

 

3日目最終日。

 

この日は圓信和尚様と2人で瀧行へ。

結構な距離を走って向かった御瀧は

水量不足でパス。

 

さらに走って2箇所目へ。

13:46 

到着。

ラッキーなことに私にとっては

このロングドライブが

一番の時間となった。

そもそも修行体験と通じて

圓信和尚様から色々な話を伺うために

群馬にやってきたのだから

非常に有難いドライブだった。

固い話から緩い話まで

丸一日じっくり伺えたし

聞いて貰えた。

それだけでも十二分に満足なのだが

御瀧もまた素晴らし過ぎた。

水質、水量、景観等

全てにおいて規格外のスケール。

 

そんな御瀧に和尚の鬼気迫る作法が重なる。

 

感無量の瀧行。

 

と、こんな感じで

3日間あっという間に満行。

 

画像は無いけど

三重院料理長の

順子姐さんが出してくれた

精進料理も毎食最高でした。

 

ご馳走様でした。

 

生涯忘れる事のない

3日間をありがとうございました。

 

夕方群馬を出発して、

1:33

鈴鹿SAで車中泊

翌朝6:20

椿大神社へ。

拝。

私ら夫婦は以前ここで

結婚式を執り行ったので

よく御礼詣りに来てるのです。

8:00

奈良県桜井市

笠山荒神

御由緒。

神変大菩薩ゆかりのお社。

全く人っ気なし。

境内も。

お不動様の看板を見かけたので

行ってみることに。

神社からお不動様へ向かう参道は

木々が多く良い雰囲気。

閼伽井不動

上の神社は役行者様。

こちらはお大師さんゆかり。

参拝を終えようやく家路に。

 

真偽のほどはさておき

後日ネットで見かけた記事によると

先にこちらのお不動様を参拝して

神社へ向かうのが通常とのこと。

 

兎にも角にも

濃厚すぎた初の上州譚は

こんな感じで終幕。

 

素晴らしきご縁に

感謝いたします。